学校生活
【探究講座】STEAM講座 世界の課題を”自然から学ぶデザイン”で解決する方法
夏期探究講座では、工学院大学建築学部非常勤講師の保清人先生をお招きし、「STEAM講座 世界の課題を”自然から学ぶデザイン”で解決する方法」を開講しました。
カワセミの身体の形を参考にした新幹線や、蜂の巣の構造を真似て作られた段ボールなど、自然の機能をいかしたデザイン(Nature Based Design・NBD)は実は身近に数多く存在します。この講座は、地球温暖化やヒートアイランド現象など、世界に存在する課題を解決するための「自然に学ぶデザイン」を考え、表現するというもので、希望する中学生の生徒たちが参加しました。
「講座を聞くだけではなく、実際に模型をデザインし、性能を確かめることができたのが嬉しかった」と参加した生徒。暑さを解消する建築をデザインしましたが、「葉の構造を熱中症対策に取り入れるという工夫を教えてもらったところが一番印象に残っています」と、専門家の先生からのアドバイスをもとに、試行錯誤を繰り返しながら考える面白さを味わえたようです。
最新のテクノロジーを活用した課題解決の事例に関する知識、アイデアを形にし、プレゼンテーションするスキル、デザイン力などが学べる同講座。生徒たちの創造力を刺激しながら、将来のキャリアについても考える機会になりました。