学校生活
高校3年生物 発酵実験
高3の選択科目の生物では、呼吸・発酵に関する実験を行いました。本校の理科では、本物に触れながら体験を通して理解を深め、定着させることを大切にしています。
実験では、調理実習でも使ったことのあるドライイーストを砂糖水に加え、気体を発生させました。生徒たちは、発生した気体が二酸化炭素かどうかや、発酵によってエタノールが発生したかどうかを検証し、物質の検出方法も復習しました。私たち人間の呼吸方法とは異なる「発酵」を目で見て確認することができ、これまでの問題演習に関する現象を実感することができました。
高3になると大学入試問題演習が多くなりますが、それに加えて実験を行うことで、器具の操作を確認したり、実際に生じる色やにおいも含めて記憶に残りやすい、納得感のある機会となります。「わかった」という喜び、学びを楽しむ生徒たちの姿がありました。