学校生活
高大連携 早稲田大学先進理工学部の教授による特別授業
今日は、早稲田大学先進理工学部 電気・情報生命工学科の大久保 將史 教授にお越しいただき、高校生対象の出張講義をしていただきました。大学での講義を想定し「カーボンニュートラル社会にむけた蓄電デバイスへの期待」について授業をしていただきました。
講義の中では、世界的な電気自動車の普及についてお話があり、その動力として必要なリチウムイオン電池が紹介されました。一方、リチウムは非常に希少な金属で、資源確保や価格の上昇などの課題を抱えています。そんなリチウムイオン電池に代替するものとして、近年はナトリウムイオン電池の研究が進んでいることを教えていただきました。化学の授業で学ぶこととも繋げながら、最先端の再生可能エネルギーの可能性を感じられる講義に、生徒たちは前のめりになって聞き入っていました。
また同学科で学ぶOGの先輩が、大学生活をミニプレゼン。生徒から「理系の大学1年生は忙しいと聞いたけれど、実際はどうでしょうか?」など、積極的に質問が上がっていました。実際の時間割を見せていただいたり、具体的な大学生活を伺うことで、理系の大学生活をリアルに感じられる機会になりました。
本校は理系志望者も多い傾向にありますが、大学の先生の授業を受講することで、モチベーションアップにもつながります。知的好奇心を高め、自分の力を社会の役に立てることをを目指し、切磋琢磨できる環境を用意しています。