学校生活
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聖書週間
11月の第3日曜日からの1週間は、カトリック教会の「聖書週間」です。今年の聖書週間のテーマは「初めに言(ことば)があった」。本校でも聖書に親しみ、正しく理解する機会として、朝礼の時間に心を落ち着けて聖書を開く一週間としています。毎日、宗教科の教員が今年のテーマに沿った聖句を選び、生徒たちはその聖句についてのお話を聞きます。今日の聖句は「言(ことば)の内に命があった。命は人間を照らす光であった。」(ヨハネによる福音書1章4節)です。
生徒たちははじめ、「この聖句の言ってどのような言なのだろう」「命は光って、どういう意味?」とピンときていなかった様子。その後朝礼で、「言とは原文ではロゴス、神様の言葉や思いのことです。神様の思いに耳を傾けて、希望の光を見ましょうというメッセージです。」との解説を聞いた生徒たちは、その意味をとらえていました。また、岩手県で医師をしながら聖書の翻訳にも尽力した山浦玄嗣さんのお話も聞き、病気や災害で苦しむ人のもとにも明るい光があるようにとお祈りしました。本日の聖句の周辺箇所も黙読し、しばらく自分の心の中で考える時間をとりました。
この聖書週間をひとつのきっかけとして、生徒たちが日頃より聖書に親しみ、愛ある人として生きていく糧にできるよう願っています。