学校生活
中学3年生修養会 カトリック藤沢教会へ
「修養会」は全学年で行われる行事で、生徒たちは学校の内外で神父様からお話を伺い、自分の内面や周りの世界へ、心静かに目を向ける一日を過ごします。
中学3年生は先日の「修養会」にて、学年の皆でカトリック藤沢教会を訪問し、神父様にお話しいただきました。今年度で義務教育を終え、高校生としての一歩を踏み出そうとしている生徒たちへ、大人になる準備としての「出会い」についてのお話でした。神父様ご自身のフィリピンへの留学経験を語ってくださり、日本で生活していては出会うはずのなかった人や環境、文化や経験を得ることができたとのこと。人に限らず、様々な「出会い」を通して、それまで自分が知らなかった自分にも「出会い」、自分の道を進む指針になったそうです。ミサにも与り、日々の喧騒を離れて祈りの時を過ごすことができました。
神父様のお話を受けて、ふりかえりを行った際には、家族や学校の友達、地域の方々、本や音楽、スポーツや季節、出来事との「出会い」を大切にし、まだ知らない自分に「出会い」、将来につなげていきたい、という思いを表現してくれた生徒たち。前向きな姿勢と視野の広がりを感じました。
大人になる過程で出会う様々な喜び、楽しみ、悲しみ、苦しみを、すべて必要なものだったと、感謝しながら前進する強い心につながることを祈っています。