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12月になり、待降節に入りました。本校では、生徒有志のフィリピン支援ボランティア団体PVOが、フィリピンの子どもたちにクリスマスプレゼントとして送る支援物資の準備をしています。全校生徒に呼びかけ、ぬいぐるみや衣類、ボールなどの遊び道具などを回収します。回収された支援物資は、PVOのメンバーがひとつひとつ丁寧に梱包し、英語で書いたクリスマスカードを同封します。これらの物資は海を超えてフィリピンの子どもたちに届けられ、現地からは例年プレゼントを受けとった子どもたちの笑顔の写真が送られてきます。物資を寄付した生徒は「これが誰かの手元に届き使ってくれたら嬉しい」と話してくれました。そして、「私も何か寄付してみようかな」「家にあるものを探してみよう」と奉仕の心が周りの友人へも広がっていきます。
これからクリスマスまで、校内外でさまざまな奉仕活動が行われます。これらの活動を通して、身近な人のために、あるいは遠い国の顔も知らない相手の笑顔のために自分にできることは何かを考えられる大人に成長していきます。