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先日、中学1～3年生を対象に数学探究講座が行われました。今回のテーマは、ゲーム。ゲームの中に隠れる数学の要素に着目して、ゲームの必勝法やより勝つ確率の高い方法を探りました。
中学1年生は「21を言ったら負けゲーム」。数字を交互に言っていくのですが、実際にゲームをしてみるとある数字を言っていけば必ず勝てる事に気づきます。「なんでこの数字を言えば勝てるの？」「21でなくて31を言ったら負けのようにルールを変えたら？」と楽しみながら探究をしました。最後には1,2学期に学習してきた文字を用いてどんなルールの時でも使える必勝法を考えだしました。中学2年生は「二ムゲーム(石取りゲーム)」。単純に思えるルールですが、二進数がこのゲームの必勝法の鍵となっていることに驚く生徒たち。中学3年生は「ポーカー」。「5枚全てが同じ絵柄になる確率は？」など、最近学習をした確率を用いて、全ての役の出やすさを算出し、比較しました。
ただ問題集を解いたり、計算練習をしたりするだけではない数学の楽しみ方に触れることができたようです。