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温かい拍手の中、幕を閉じた演劇部の新人公演。上級生から受け継いでいる『ロミオとジュリエット』が上演されました。新人公演は中学1年生にとっては初舞台であり、中学2年生にとっては初演出、初舞台監督という初々しさいっぱいの公演です。
普段の部活で培った発声の仕方や演技、そして文化祭公演などに向けて考えに考えを重ねていた上級生の姿を思い起こして話し合ったり、時には上級生にアドバイスをもらったりしながら新人公演の準備を進めてきました。
演劇は、同じ作品であっても演出や演者が変わると雰囲気が変わるところが魅力で、その学年の個性が際立ちます。「緊張する！」と言いながらも舞台が始まると、観客を『ロミオとジュリエット』の世界に引き込んだ部員たち。上級生はもちろん、保護者の方や様々な方の力を借りながらも一つの舞台を作り上げた中学2年生、1年生の自信に満ちた笑顔が印象的でした。
この経験を通して技術はもちろん、心も成長した部員たち。今度は4月から入学する1年生を力強くサポートできる上級生として活躍してくれることを期待しています。