学校生活
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中学2年生探究 平和について
中学2年生の探究の時間では、「平和について考える」学びを深めています。今回はその一環として、シベリア抑留を経験された西倉さんを講師にお迎えし、ご講演いただきました。
西倉さんからは、過酷な強制労働や劣悪な食事環境、極寒の中での生活について、当時の実体験を交えながら丁寧にお話しいただきました。会場には当時使用されていたコートや飯盒のレプリカも展示され、生徒たちは実際に手に取ったり試着したりしながら、当時の厳しい状況を身近に感じることができました。
講演後には、「想像以上に厳しい環境だったことに驚きました」「今の平和な時代に生きていることに感謝したいです」といった多くの感想が寄せられました。実際に戦争を経験された方のお話に直接触れることで、生徒たちは教科書だけでは得られない重みや、平和の大切さを深く受け止めることができたようです。
今回の学びを通して、生徒一人ひとりが「平和を守るために自分にできることは何か」を考え続ける力を育んでいきたいと考えています。今後も、歴史に学び、未来へとつなげる探究活動に積極的に取り組んでまいります。