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先日、熱中症対策講習会を開催しました。講師として国士舘大学の曽根先生をお招きし、中学2年生から高校2年生までの運動部所属の生徒が参加しました。講習では、熱中症の原因や予防法、発症時の適切な対処法について詳しく学びました。特に気温や湿度の変化に応じた水分・塩分補給方法、日常的な体調管理の大切さについて、具体的な例を交えて説明していただきました。
また、講習の途中にはペアになって意見を出し合う時間も設けられ、生徒たちは自分たちで状況を想定しながら対策を考えるなど、主体的な学びの姿勢が見られました。「もし仲間が熱中症を起こしたらどうするか」などの問いに対し、それぞれが真剣に考え、話し合う姿が印象的でした。
さらに、コンタクトスポーツに関連して脳震盪についてもお話しいただき、頭部に衝撃を受けた際の見分け方や応急処置についても学びました。「捻挫をしたことがある人は脳震盪を起こしやすい」との説明には、生徒たちから驚きの声があがりました。
本校では今後も、すべての生徒が安全に、そして安心してスポーツ活動に取り組める環境づくりを目指し、専門家による講習や継続的な指導を通じて、健康と安全への意識を高めてまいります。