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先日、本校で探究講座「STEAM体験　問題解決ワークショップ」を開催しました。本校の生徒だけでなく、聖光学院やカリタスの生徒も一緒です。
今回のワークショップでは、アメリカ発のSTEAMキット「Tinkering Labs」を用いて、当日に発表されるミッションに挑戦しました。テーマは「家事を便利にする道具を作ろう！」。普段、家庭で家事を手伝う中で気づいた課題をもとに、どんな道具があればより楽しく、便利になるのかを考えながら自由に工作を進めました。
このキットには説明書や設計図はありません。最初に工作の際の注意事項を確認した後は、生徒それぞれがアイデアを膨らませ、自分なりの工夫を形にしていきます。講師の先生方とのやり取りを通して発想を広げたり、仲間のアイデアに刺激を受けて工夫を取り入れたりしながら、最後には一人ひとりが完成させた作品を発表しました。
個人での制作でありながら、仲間の創造性に触れることで新しい発想が生まれ、クリエイティビティが一層引き出されていた姿が印象的でした。
本校では、日々の授業でも「答えのない問い」に挑む姿勢を大切にしています。今回のワークショップで培った発想力や問題解決力を生かしながら、今後も様々な課題に自分なりの考えをもって挑んでほしいと思います。