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学校生活

縁が繋ぐ国際交流 デフリンピック ポルトガルチーム来校

11月15日から開催される「東京2025デフリンピック」。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。「東京2025デフリンピック」へ参加するポルトガルチームの皆さんが来校され、本校のSDGs有志団体「SEE」の生徒たちと交流の機会を持ちました。
この交流は、2020東京オリンピック・パラリンピックの際、藤沢市がポルトガルのホストタウンとなり、当時小学生だった本校児童がポルトガル選手団へインタビューや交流をした縁にさかのぼります。その児童たちが現在高校2年生となり、再びポルトガルの皆様との交流が実現しました。
SDGsの有志団体「SEE」の中でも、ダイバーシティ班の生徒たちは、以前からデフリンピックについて主体的に調べ、外部イベントに参加するなど学びを進めていました。こうした生徒たちの熱意と、長年の国際交流のつながりが結実し、今回のポルトガルデフアスリートの皆様の来校へと繋がったのです。
当日は、SEEの生徒たちとポルトガルデフチームの方々がボッチャを通じて交流したり、学校から眺められる湘南の美しい景色を紹介したりしました。短い時間ながらも、多様な価値観に触れ、互いの文化や思いを共有する濃密な交流の機会となりました。
本校では、デフリンピックについて、10月の受験生向けオープンスクールでも社会科と体育科のコラボ授業「デフリンピックを知ろう」を実施するなど、生徒たちが多様な社会への理解と主体的な国際感覚を養える環境づくりを推進しています。
この交流を通じて、生徒たちはさらなる共生社会への意識を高め、今後の探究活動に生かしていくことでしょう。