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主のご降誕を心よりお祝い申し上げます。
皆様一人ひとりが愛と喜びに満ちたクリスマスとなりますように。
イエスは今から約2000年前に貧しい馬小屋で誕生しました。そのイエスの誕生を真っ先に知ったのは羊飼い、そして、東方の三人の占星術の学者たちであったと聖書には記されています。この出来事は、イエスという存在が、立場や国籍に限らず、全ての人と関わりを持つ存在であること、特に困難な状況下に置かれている人々にとっての希望の光であることを象徴しています。
クリスマスと言えば、街中がイルミネーションで彩られ、私たちを明るい気持ちにしてくれますが、世界にはこの日も暗闇の中で過ごす人がいることも忘れてはならないでしょう。紛争や災害で大切な存在を失ったり、今日という日を安心して過ごすことができなかったりと多くの人々が救いの手を求め続けています。クリスマスの喜びを分かち合う私たち一人ひとりが、小さくされた人々の存在を常に心に留め、それぞれが持つ愛を形にして繋げていくことができればと願っています。