生徒より

私が所属している団体SEEでは、先日、湘南白百合小学校の小学校4年生に向けてSDGsに関する授業を行いました。
そもそも”SEE”というのは、SDGsの観点からより良い未来を作るために学生の私達ができることを行いたい、という考えのもとで立ち上がった湘南白百合の有志の生徒で構成されている団体です。
今回の企画は、小学生とSDGsについての交流を行いたい、というメンバーの一声から始まり、約1年間の準備期間の末に実施しました。当日の授業を実施するまでには、どのような内容の授業を行うか、またどのように授業を展開すれば小学生はSDGsについて興味を持ってくれるかなど、多くのことについて議論しました。
そして迎えた当日。授業では、児童に向けてクイズや自作のスライドの資料、シーグラス等を用いてSDGsの説明を実施しました。その後、メンバー達で考案・作成したSDGsかるたとSDGsすごろくを行って、更に理解を深められるよう、工夫しました。すごろくとかるたはとても好評で、授業は大いに盛り上がりの中で終えました。
この企画を通して、私は自身のSDGsへの理解を深めることができただけでなく、自分以外の人にSDGsを伝え広めることの難しさを知ることもできました。授業後に行った振り返りでは、メンバーから授業内容に関する反省点なども寄せられ、改善の余地がまだまだあると感じています。
SDGsは決して1人だけで達成できるものではなく、達成するためにまずは多くの人に知っていただくことが必要です。これからは、いかにSDGsを伝え広めていくかを意識しながら更に積極的に活動したいと思います。