生徒より
高校3年生 学園生活をふりかえってVol.3ー湘南白百合学園での「ご縁」
もう無理だ。受験勉強が辛くなると何度もそう思いました。それにもかかわらず、大学受験を乗り越えることができたのは湘南白百合での「ご縁」のおかげだと思います。
まず、友人との「ご縁」。友人とは成績を競い合うライバルでありながらも、仲間意識があり、わからない問題を教え合ったり、これからの勉強法を一緒に考えたりして、受験を一緒に乗り越えようとチームのような関係を築く事ができました。友人と同じレベルの難易度の問題を解けるようになりたい。模試の順位を競えるようなレベルになりたい。そう思うことが1つのモチベーションになっており、大学受験へのプレッシャーを軽減することができました。
また、先生方との「ご縁」もありました。小テストのような小さなテストでもプレッシャーがかかり、自分の力が出せなくなってしまったときは、担任の先生がルーティンを決めたほうが良い、とアドバイスをしてくださいました。不安が募り情緒不安定になったときもありました。その時は先生が親身に相談に乗って魔法の言葉をかけてくださいました。その言葉を不安を乗り越えるお守りにしていました。そして各教科担当の先生方にも勉強方法や計画の相談に乗っていただいたり、放課後、質問や添削をしていただいたり、たくさんお世話になりました。
遡れば、6年前この湘南白百合に入学したこと自体、「ご縁」だったのだと今は思います。私は中高の学校生活で友人や先生方との関わりを通して、正しく努力する方法を学ぶことができました。卒業後もこの学校への感謝を忘れず、これから出会う人との「ご縁」を大切にし、日々精進していきたいと思います。