生徒より
当たり前に思えることの大切さー生徒会の活動を通して
本校はキリスト教の学校で、クリスマスにはミサと奉仕活動を行っています。昨年度から生徒会が発足し、学校全体で取り組むクリスマスの奉仕活動を生徒会主導で進めることになりました。そして生徒主体で、今まで先生方のお力を借りて行ってきた活動も私たちで挑戦してみたり、従来の活動の良さを残しつつも新たな要素を入れてみたりしました。一から企画を立ち上げ、実行する所まで任せてもらいましたが、そのほとんどが、周りからは見えにくく、地味で大変な仕事でした。
今までは学校行事が開催されるのは当たり前だと思っていました。しかしそれは、沢山の人たちが時間をかけ、思いを込めて創意工夫をした努力の結晶であると、この経験から学びました。私たちは色々な人の気遣いが当たり前になって、それに気づかずに、つい甘えてしまいがちです。生徒会活動を通して見えてきた、当たり前に思えることの大切さ。沢山の人々の見えない努力に気づき、感謝しながら日々を過ごしていきたい思います。