生徒より
【高3生よりVol.4】神様に見守られて
6年間共に学び、祈り過ごした友人達との時間、いつも温かくご指導くださる先生方、美しい海と富士山を見下ろす学校からの景色、私はまだ白百合生でいたい気持ちでいっぱいです。
私にとって1番の楽しみは、放課後の部活でみんなと声を合わせて歌うことと、一緒に帰る帰り道でした。高2で部活を引退した後は、自分自身と向き合い将来について考え、学校の勉強だけでなく、大学受験に向けた学びに時間を費やし、孤独や辛さを感じる時も沢山ありました。そんなとき、先生方や先輩が親身になって相談に乗ってくださり、応援し導いてくださったからこそ、その苦しみや努力の時間を乗り越えられ、成長できたのだと今思います。
「あしあと」という詩があります。「わたし」は「主」とともになぎさを歩いています。夢の中でわたしの人生が映し出され、砂の上には2人のあしあとが残されています。「わたし」が人生で1番辛く悲しい時、なぜかあしあとは1人分しかありませんでした。主は「あしあとがひとつだった時、わたしはあなたを背負って歩いていた。」とおっしゃいます。辛くたった1人だと思いこんでいる時、神様は私達を見捨てられたのではなく、私達を背負って共に歩んでくださっていることを、深く感じることができる大好きな詩です。このように神様に見守られ、周りの方々に感謝し、これから世の中に貢献できる女性として成長していきたいです。(高3・Oさん)
詩:マーガレット・F・パワーズ