生徒より
【高3生よりVol.5】挑戦を怠らないで
中学1年の3月、コロナウイルスの感染拡大の影響で学校が休校になりました。そのまま中学2年に進級しましたが、多くの行事が縮小、中止になり、あっという間の2年目を終えました。1年を振り返ってみたところ、これといった思い出がないことに気づき、危機感を覚えました。もともと受け身な性格の私でしたが、自分から行動しなければ何も得られないと気づき、中学3年は「挑戦」の年にしようと決意しました。
最初の挑戦は、英語のスピーチコンテストにエントリーしたことでした。新しいことに取り組む中で、自分が成長していくのを感じ、充実した時間を過ごしました。この経験を通して、挑戦することでしか得られないものがあると知りました。一番の挑戦は、聖ポーロ祭実行委員に立候補したことです。以前から憧れは抱いていましたが、挑戦の年にしようという決意が後押しとなって立候補に踏み切れました。実行委員での仕事は苦労も多かったけれど、仲間と力を合わせて一つのものを作り上げる楽しさと達成感は何にも代えがたく、かけがえのない思い出になりました。
高校に進学してからも、高校生直木賞や旅行委員など、少しでも興味を持ったものには積極的にチャレンジするよう心がけました。やらない後悔より、やって後悔。卒業後も、挑戦を怠らず、まずは一歩踏み出してみることを大事にしたいです。(高3・Iさん)