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本日の中3の理科の授業では、東京大学先端科学技術研究センターの神崎教授による講演が行われました。講演タイトルは「自然と調和し共存する科学技術～昆虫の知能はAIを超えるか？～」です。
理性と感性のバランスから多様な価値を生み出すことに重きを置きながら、様々な研究を行っている先端研の紹介に始まり、昆虫の世界をデータをもとにお話下さいました。目の前で見せて下さったカイコガを使ったフェロモンの実験に、生徒たちは興味津々。昆虫と私たちが見ている世界が大きく違うことや、昆虫に見えている世界を再現できる科学技術に興味を持った生徒も多かったようです。「今に満足しないで、五感を使って色々な世界に飛び込んでみる、行動してみる」というメッセージをいただき、生徒たちは大いに頷いていました。
授業後には、ヒトの筋肉を動かす際に発せられる電気信号を利用して、ミニカーを動かす実験を希望者を対象に実施して下さいましたが、これにも多くの生徒が参加。先生を囲んで、次々に質問が飛び交いました。好奇心を刺激する多様な機会を、本校では大切にしています。