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高校2年生は「被爆体験講話」を実施しました。オンラインで繋がって、長崎平和推進協会の方から原爆被害の実相と被爆体験を中心に、自らの貴重なご体験を伺うことができました。
「あと何年かすれば最後の被爆者が亡くなってしまう日も来るでしょう。でも無かったことにはできません。どんなことがあの日あったのか、私の話をしたいと思います。」とお話が始まると、生徒たちは講話に真剣に耳を傾けていました。授業やテレビ、新聞のニュースを見聞きしていた生徒たちは、「原爆の恐ろしさ」についてもちろん知ってはいたものの、今回直接お話を聞くことで、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて感じることができました。また原爆は「熱線・爆風・放射線」だけでなく、人々の心に、深い傷を残すものなのだということも、知ることができました。ある生徒は「とても生々しいお話で、二度と同じ出来事を起こしてはならないと心から思った」と、感想を聞かせてくれました。
原爆の悲劇を受け止めた高校2年生たちは間もなく、長崎への研修旅行に出かけます。今回のお話を受け、長崎の現地での学びがさらに深まることでしょう。