学校生活
中学1年宗教 タラントン探し
中学1年生の2学期の宗教の授業では、「従順・勤勉・愛徳」三つの校訓を学んでいます。「従順って誰に対して?」「言うことを聞くこと?」など、生徒たちが疑問に思うことをお互いに話し合い、考えながら授業を進めていきます。
「勤勉」の授業では、聖書の「タラントン」のたとえを読み、自分に与えられた「タラントン」つまり「タレント」を、誰かのために、何かのために精いっぱい活かすことが大切であり、これこそが校訓の「勤勉」であると学びました。その後、ワークシートを使って、クラス全員でお互いの「タラントン探し」を行いました。「好奇心が旺盛」「勇敢さがある」「思いやりがある」「ユーモアがある」など24個のキーワードの中から、一人に一つ合うものを選び、シールを貼っていきます。「いいところがいっぱいあるから迷っちゃう」「一つに絞るのが難しいね」など楽しそうに「タラントン探し」に夢中になる生徒たち。
本校の校訓である「勤勉」とは、単に辞書に載っている意味ではなく、自分に与えられている「タラントン」を善いことのために、他者のために活かすことです。クラスメイトが貼ってくれたシールを眺めながら、クラスは笑顔あふれる温かい空気が漂っていました。
本校で学ぶ生徒たちが、多くの学びや出会いを通して、自らのタレントを磨き、誰かのために力を尽くすことができる人に成長することを願っています。