学校生活
中学2年生 理科実験
中学2年生は、理科の授業でヒトの感覚器官である眼の構造について学びました。その上で、テキストや図では理解しづらい細部を、実際にブタの眼を使って観察しました。生徒たちは授業で学んだことを身をもって確認し、理解を深めることができたようです。普段、目にすることのない眼球の構造にはじめは驚きや恐怖を感じていた生徒もいましたが、興味が勝り、最後には楽しんで取り組んでいました。
ブタの眼を観察する中で、水晶体を取り出し、新聞紙の上においてみると文字が拡大して見えることが確認でき、光の屈折の仕組みを実感できました。また、眼球の粘膜を引っ張ってみると視神経とつながっている様子が確認でき、眼がどのように脳と連携しているかを理解するきっかけとなりました。
こうした実際の体験を通じて、眼という器官の複雑さや精巧さ、そして日常生活での重要性を改めて学ぶことができました。生徒たちは貴重な学びを得ることができ、今後の学習への意欲もさらに高まったようです。本校の理科の授業では、実験や観察を通じて本物に触れながら学習することを大切にしています。