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学校生活

中学1年生宗教 いいところ探し

2学期の中学1年生の宗教の授業では、校訓「従順・勤勉・愛徳」について順番に学んでいます。
本校が掲げる「勤勉」とは、ただ単に「勉強や仕事に一心に励むこと」ではなく、「善いことのために、自分の才能を十分に発揮すること」。授業の始めに新約聖書の「タラントン」のたとえを読み、その意味を分かち合いました。「タラントン」とは新約聖書の時代のお金の単位ですが、「タレント(才能)」の語源にもなった言葉です。
私たち一人ひとりは神さまから数えきれないほどのたくさんの「タレント」を与えられているにもかかわらず、人と比べて落ち込んだり、他者を羨ましく思ったりしてしまいます。自分にある「タレント」をどのように活かしていけるか、何ができるかを考えるきっかけとして、「自分と友だちの素敵なところ探し」をしました。「才能」と言うと難しく感じてしまうため、「素敵なところ」、「いいなと思うところ」と言い換え、外見的な面ではなく、「情熱」、「ユーモア」、「全体を見渡す力」など内面的な「よさ」を表すいくつかのキーワードが書かれた紙にクラス全員でそれぞれに1枚ずつシールを貼っていきました。
「素敵なところを1つに絞るのが難しい!と言いながらも楽しそうに選んでいたり、授業の終わりには友だちに貼ってもらったシールを眺めながら「わたしって柔らかい頭があるんだ!」など意外な自分を見つけたり、「やっぱりユーモアが多いと思った!」と自分でも気づいている素敵な面を再認識したりと、温かい時間となりました。
様々な教科で身につけた力と持ち前の「タレント」を誰のために、何のために使うかしっかりと考えて行動できる人になることを願っています。