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有志のフィリピン支援グループPVOでは、クリスマスに向けた支援物資の回収活動を行っています。
ぬいぐるみやおもちゃ、文房具など、まだ使えるものを本校の生徒や教職員から集め、フィリピン・マニラのスラムの子どもたちへ生徒が書いた英語のカードと一緒に、クリスマスプレゼントとして届ける取り組みです。「子どもがもらってうれしいもの」を意識しながら、生徒たちは自分の家にあるものを見直し、寄付という形で国際支援にかかわることができる機会となっています。
校内には2つの回収ボックスが設置されており、すでにそのうち1箱はいっぱいになるほど。多くの想いと温かい気持ちが寄せられています。寄付するものは大きな価値や高価な物である必要はありません。それを受け取る子どもたちの笑顔を想像し、自分の行動が誰かの喜びに繋がると考えながら参加している生徒たち。「助け合う心」を具体的な行動として形にしています。
PVOでは、単にものを送るだけでなく、なぜ支援が必要なのか、世界のどこで何が起きているのか、社会の課題について、自分ごととしてとらえるきっかけ作りを大切にしています。国際理解教育としての役割を持ち、世界の子どもたちに想いを届けながら、自分たちの学びにも繋がる取り組みです。今後も一人ひとりができることから行動し、世界の誰かのクリスマスに小さな光が届くよう、継続して活動していきます。