生徒より
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第15回高校生模擬裁判選手権、開廷!

8月6日。8名の生徒たちは「遂にこの日がやってきた」そう思っていました。
みなさん、7月26日に掲載された「高校生模擬裁判選手権の夏!」という記事を覚えていらっしゃるでしょうか。その記事で紹介していた「高校生模擬裁判選手権」が今年も遂に開催されました!
午前中に行われた第一試合。私達チーム白百合は、まずは弁護側の出番でした。私は弁護側チームに配属されていたので、朝起きた時からかなり緊張していたのですが、最後までチームで全力で力を合わせて駆け抜けられたのではないか、と試合終了後に感じました。
午後は第二試合が行われ、白百合では検察側チームが活躍しました。弁護側チームは午前中に試合が終了したこともあり、私はリラックスして応援しながら、客観的に試合を観戦していました。やはりチーム白百合は不測の事態が起きたとしても慌てずに適切に対応しており、仲間でありながらもついつい感動してしまいました。
そして遂に迎えた結果発表!結果は、、、残念ながら賞は頂けませんでした。
負け惜しみのように聞こえてしまうかもしれませんが、私は今回の試合で結果より過程が自分にとっての大きな糧になったと思っているので、「あのときこうすれば、、」というような後悔はあまりありません。きっと、賞をもらえなかったどのチームも思っていることではあるかと思いますが、私達は「一番努力を重ねてきたのは、私達だ」と胸を張って言えるくらい、本当に多くの方のご協力のもと頑張ってきたので、実は私は、帰宅してからこらえていた涙が溢れてしまい、泣きながらこの記事を考えました。
当たり前のことですが、「勝負」には勝ちがあれば必ず負けがあります。負ければもちろん悔しさや悲しみは感じますが、今回の試合で負けても後悔がなかったのは、それだけ自分の力を最大限に出し切れていた、ということなのだと思います。そのためには準備ももちろん頑張ることが大切で、実際にチームの結成後から使用した資料などをまとめて高さを測ってみたら、5cm近くあり、驚きました。
ところで、「そもそもどうして模擬裁判選手権に参加しようと思ったの?」と疑問に思われている方がいらっしゃるかもしれません。実は私が参加したいと思い始めたのは、小学生の頃にまで遡ります。学校パンフレットに白百合は模擬裁判に強い、ということが載っていて、「私もこの学校に入ったら絶対に参加したい!」と思っていました。そして広報委員になってからは「本当に参加して受験生の皆様にもそのことを伝えたい」と使命感を持っていました。なので本当に参加が決まった時、私の広報委員としての自分なりの使命を果たせることが決まってとても嬉しかったのです。
受験生のみなさんにチームの一員としても、広報委員の一員としても伝えたいことは、「湘南白百合学園では、このような素晴らしい体験が出来る仲間がいる」ということに尽きます。
私は、こんなに素晴らしい体験をさせてくれたチーム全員や先生方にとても感謝の気持ちでいっぱいですし、そのきっかけを作ってくれた湘南白百合を本当に誇りに思っています。