生徒より
カトリック研究部の活動
私はこの学校で、カトリック研究部という部活に所属しています。ですが、人前で部活名を口にすると、よく「普段何をしている部活なんですか?」と質問されたり、また「聖書の研究をしているんですよね?」と誤解されていたりもします。そこで今回は、この部の活動内容をご紹介いたします。
カトリック研究部、通称「カト研」では、現在中学2年生から高校2年生までの12名が所属しています。他の部活と比べると少なめですが、その分先輩と後輩の仲がとても良いところが魅力です。活動日は毎週月曜日と金曜日の週2回で、主な活動はロザリオ制作、ロザリオの祈りの主催、定期ミサへの参加などです。ちなみに、ロザリオとはビーズで作られたカトリックのお祈りの道具のことで、一つひとつビーズの色や形が違ったり、御メダイの種類が違ったりします。オープンスクールや聖ポーロ祭では制作体験を行っているので、もしかしたら目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。また、最近はUVレジンを用いたストラップも制作していて、部員たちは毎回部活に来ると「今日は何を作ろうかな〜」と楽しそうに考えています。他にも、2本のリボンを編んで作るリボンレイの栞や、先に書いたロザリオを入れるポーチなどそれぞれ好きな物を作っています。
さらに7月には、感染症の影響により中止となっていた教会巡礼も再開しました。今回はカトリック磯子教会を訪問し、日曜日のミサに参列いたしました。普段日曜日に教会へ行くことはない私には新鮮な体験で、素敵な一日となりました。
このように、カトリック研究部は部員がのびのびと活動できる、優しくて温かい雰囲気の部活です。皆様も、機会がありましたら是非カト研に遊びに来てください。