生徒より

皆様は「大学」というワードをお聞きして、何を連想されますか。楽しそう、サークル、お友達がたくさんできるなど大学生になると行動の幅が更に広がっていきます。人生で一番楽しい時期と言われるほど、人によっては大学生活は華やかなものです。
ただ、そんな大学生になる前にやらなくてはいけないことが高校生には課せられています。それは、受験と進路選択です。受験や進路選択と聞くと、マイナスなイメージを持つ方が多いでしょう。そこで今回は湘南白百合学園中学・高等学校が行う、進路選択について生徒目線でお話していきます。
本校では高校一年生の二学期に、進路選択をいたします。先生は高校一年生に限らず高校二年生になっても、受験方法や選択科目について詳しくお話してくださいます。私の担任の先生がよくおっしゃっていらしたのが「最終決定は自分自身でするのですよ。自分のことは自分で決める力を付ける必要があります」でした。これは決して相談者を突き放しているわけではありません。自立できるように、サポートもしながら人間性を育ててくださいました。
個人面談で自分にあったスピードで話を進めてくださいましたし、大学の候補も名前を出せばすぐ理解してくださってその大学の特徴などを説明していただきました。そして学校から定期的に進路サポートの冊子をいただきます。現役大学生からのアドバイスや勉強の仕方など様々なことが載っているので、参考になります。
また個人面談以外にも、お昼休みや放課後などに先生と進路のことについて相談している生徒もいました。自分の担任の先生だけでなく、進路指導部の先生や信頼できる先生などに個別で聞きに行くこともできます。文理選択をするにあたって、その教科科目の先生にお話をお伺いするのも一つの手です。どの先生でも真摯に向き合ってくださいますし、時間を作ってくださいますので安心して相談することができます。
このように、湘南白百合では進路や選択科目をはじめ、大学進学に向けての体制が整っているので、安心して勉強に集中することができます。海外の大学のサポートもしてくださいますので、国内に限らず自分の可能性を伸ばせるところを目指すことが可能です。私も不安に押しつぶされず、周りを適度に頼って自分自身で決断しながら、前向きに取り組んでいきたいと思っています。