生徒より
高校3年生 学園生活をふりかえって Vol.1ーコロナ禍の高校生活
新型コロナウイルスの感染拡大により、高校入学直後からオンライン授業が続きました。2学期になりようやく対面での授業がスタートし、人と直接会って話せることのありがたみを感じました。
高1で進路を考えていた際、コロナによる医療逼迫のニュースを見て、自分も医療を通して人々に奉仕したいという気持ちが大きくなりました。また学校で製薬会社のリモート授業を受けたことにより、具体的に目指す目標を見つけることができました。現在では多くの人の健康に関わる薬に携わる仕事に就きたいと考えています。
コロナ禍になってからの3年間は、友達や先生など周りの人に恵まれていることに感謝しながら、1日1日を大切に過ごしてきました。部活動を行う際にも制限があり、所属していた軽音楽部では演奏を披露する機会が少なくなっていました。しかし先生や聖ポーロ祭実行委員の努力により、コロナ禍でも文化祭でライブを行えたことで、悔いが残る事なく5年間の活動を終えることができました。制限がある中でも学校全体で工夫して、目一杯楽しむのが白百合の良さだと思っています。この学び舎で得たことを活かし、私は大学進学後も、どのような状況におかれても諦めることなく努力していく姿勢を忘れないようにしたいです。