生徒より
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高校3年生 学園生活をふりかえってVol.6 葛藤の高校生活

憧れのセーラー服を身にまとって迎えた入学式がついこの間のように感じられます。ごきげんようで始まり、ごきげんようで終る学園生活は本当にあっという間でした。
私たち高校三年生は学園生活の半分をコロナ禍で過ごしました。三年前の中学三年生の冬、学年末試験中止とともに休校の知らせを授業中に知りました。試験勉強をしなくて良いと喜びあったことを今でも覚えています。しかし学校にも行けず、友達にも会えない、この生活を送るくらいなら定期試験を受けたほうが良かったと何度も思ったものです。
私にとってコロナウイルスの影響を最も受けたものは部活動です。練習試合も活動も制限されてしまい、やり場のない感情を抱えながら迎えた高校2年の春。最高学年になったら、これをしよう、あれもしようと中学生の頃から話し合っていました。悔しい思いをしたこと、諦めざるを得なかったことはたくさんありますが、試行錯誤して挑戦できたことは今となっては思い出です。様々な形で支えて頂き、挑戦する機会をくださった顧問の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。そして時にはライバルとして、時には友人として切磋琢磨しあった同期は最高の仲間です。
湘南白百合学園で過ごした6年という長い様で短い歳月は宝物です。幾度の試練を乗り越え、ひと回りもふた回りも成長して卒業致します。大学進学後も湘南白百合で過ごした日々に誇りを持ち精進して参ります。