生徒より
「世界探究プログラム」に参加して
私は昔から外国に興味を持っていて、将来は「国際協力」という分野で世界に貢献したいと考えています。しかし海外経験がほとんどない私には、世界はどうなっているのか、そもそも国際協力とは何か、漠然としたイメージしか持つことができませんでした。そうした中で参加した今回の世界探究プログラム。
世界中から集まる留学生と過ごした３日間は新しい発見の連続で、とにかく好奇心が刺激されました。私は英語を話したい、文化を知りたいという思いで休み時間にも留学生に話しかけるなど、今振り返るととても濃い時間を過ごせたと思います。
プログラムでは、主に異文化交流とSDGｓに絡めた社会問題についてのディスカッションを行いました。特に印象に残っているのは社会問題について議論したことで、私のグループでは、バングラデシュで起きている交通渋滞の問題について話し合いました。交通渋滞と聞くと、単に人口過多が原因と考えてしまいますが、留学生によると、貧困や労働の問題も深く関係しているそうです。
私はこのディスカッションをきっかけに、今まで注目していなかった社会問題の存在、そしてそれらは複雑に絡み合って出来ているのだということに気がつきました。
今回のプログラムを通して得た気づき・発見は、将来自分がどんな「国際協力」に携わりたいかを決める上で貴重な材料になると考えています。
これからも日々変化する世界にアンテナを張り、自分の視野を広げていきたいです。
高２ S.K.
