生徒より
from Students
生徒より

生徒より

生徒より

一番心に残っている学校行事

私たち高校2年生が湘南白百合学園で過ごすのも残り一年ですが、私が5年間で1番心に残っている学校行事は球技会です。球技会は、バレーボール・バドミントン・卓球・バスケットボールの4つの球技をクラス対抗で競う行事です。
バレー部の部長で4年間、球技会でバレーのチームリーダーをしている私は、中学1年生の頃から競技にも運営にも携わっています。湘南白百合の球技会はどのチームも本気で、泣く人を見なかったことはありません。優勝して嬉しかった時、負けて悔しかった時、そして時には、どのチームと当たるかの抽選会の時ですら真剣になり、涙を流す人もいるほどです。球技会前にはチャイムと同時に校庭へ向かい、お昼休みの時間も有効に活用しながら、練習している光景が見られます。
このように皆が本気で球技会に取り組むのは、毎年2月に開催されることもあり、一年で一番クラスが団結していることも影響していると思います。どのクラスも競技ごとの優勝はもちろん、総合優勝を目指して熱が入ります。生徒は必ずどれかのチームに参加しますが、運動が苦手な生徒も、運動部員が中心となってチームをまとめ、練習計画を立て、どうすれば上達するか、一緒に考えながら指導するので、試合が終われば、勝っても負けても皆で健闘を称え合います。
本年度は中高別々の日程にすることで三密を避けながらも例年通りに開催することが決まりました。球技会が決まった今、全校生徒の脳内は球技会で染まっているのではないでしょうか。私は、高校2年生でクラスとして参加する最初で最後の行事で、部長として指揮を取る最後の行事でもあるので競技者としても運営者としても本気で取り組み、お互いの頑張りを称えられる球技会にしたいです。