生徒より

　まもなくクリスマスがめぐって来ます。
　クリスマスを迎える心の準備として、今年もクリスマスミサの後に全校生徒による奉仕活動が行われました。昨年、私はこの時期に委員会や部活動の一員として高齢者福祉施設や障害者支援施設を訪問し、清掃などのお手伝いをさせていただきました。今年はコロナ禍により訪問することが難しい状況ですが、この様な状況でも、自分にできることを考えたいと思います。
　私の所属するホームルーム委員会では、クリスマス奉仕活動の一環として、生徒や生徒のご家庭に支援物資の寄付を募りました。寄付された物資は、必要とされる方の手に届くように、コミュニティーセンターなどに送られます。玩具や絵本などは、子どもたちへのプレゼントとして、シャルトル聖パウロ修道女会が運営する児童養護施設に届けられます。各クラスからたくさんの支援物資が集まり、仕分け・梱包作業をしながら、温かい気持ちにたくさん触れることができました。この温かい気持ちを物資と一緒にお届けできたら幸いです。
　ホームルーム委員会では、クリスマスの装飾も行いました。校内中の窓や正門から昇降口へと続く長い坂道はデコレートされ、昇降口前や中庭には電飾が点っています。各階には今年もクリスマスツリーが綺麗に飾られています。
　クリスマスの喜びを一緒に心からお祝いしましょう。