生徒より

PVO（Philippine Volunteer Organization)は学内の有志の生徒たちで活動している、フィリピン支援ボランティアグループです。クリスマスに支援物資をフィリピンのスラムの子どもたちに送ったりしています。
PVOでは2020年9月からフィリピンの姉妹校St.Paul University Dumagueteの中高生たちと月一回のオンライン交流が始まりました。これはすべて英語でやりとりが行われます。6月のオンライン交流会では湘南白百合生による「桜についてのプレゼン」「折り紙でハートを折る」を行いました。折り紙講座はとても好評だったそうで次回もやりたいとの要望をいただき、次は難易度を上げて折り鶴をという案が出たりしています。ブレイクアウトルームという小グループでの会話では文化が違っていたり、漫画など意外と多くの日本の文化が伝わっていたりと、毎回驚きがあります。
また、先日フィリピンから支援物資へのお礼の写真が届きました。子どもたちがぬいぐるみを抱いていたり、「サンキュー白百合」と書かれた旗を持っていたりという様子が伺えました。支援物資の回収やパック詰め、同封するクリスマスカードを書いたりなど、学年を超えて協力し、頑張ってきたことが伝わったような達成感や喜びを感じることができました。
ボランティアには平和的でフェアな姿勢というのが不可欠です。PVOはそういった大切な価値観を学べる場です。