【生徒広報委員企画 vol.10】湘南白百合学園のどこが魅力?
「湘南白百合学園のどこが魅力?」
私はこのように聞かれたら『学年を超えた縦の関係を大切にでき、自分たちの学校を自分たちの手で変える経験ができるところ』と答えます。このように感じている理由を、私の学校生活の活動とともにお話します。
私は物理化学部に所属しています。部員は70人、毎週月曜日と金曜日に活動しています。聖ポーロ祭の前は、化学班、ピタゴラ班、電子工作班、天文班に分かれて、出し物の準備をします。普段は、高校2年生から中学1年生までの部員の中から学年を超えて班を作り、自分たちがやりたいと思った実験をします。家庭では揃えにくい薬品や実験器具を使って、実験をすることができる貴重な時間です。また、実験の合間には学年の枠を超えて話す部員の姿を見かけます。部活のことはもちろん、勉強のことやその他の学校生活のことでも気軽に質問でき、コミュニケーションをとることができるのも魅力だと感じます。いままで先輩と話すことが多かった私達中学三年生も、先輩と後輩を持つ学年となりました。自分たちが先輩にしていただいて嬉しかったことを、後輩にも感じてほしい、という思いで活動しています。横の関係だけになりがちな学校生活の中で、貴重な縦の関係を持てる部活の時間が好きです。
また、昨年度、有志の団体であるサービスエリアリノベーション委員会が立ち上がり、私も一員として携わっています。サービスエリアは、自動販売機から食べ物や飲み物を買うことができ、朝、昼休み、放課後などに生徒たちがのんびりと過ごすことのできる場所です。私にとっても、友達とごはんを一緒に食べたり、たくさん喋ったりした学校生活には欠かせない場所です。委員会では、このサービスエリアと呼ばれる空間を生徒たちにとってどのような場所としたいか、コンセプトを決めるところから始まり、どのような間取りにするか、どのような配色にするか、どのような家具を置きたいかを業者の方と話し合って決めました。これから完成までには、壁を塗ったり、壁のタイルを敷き詰めるなどの活動もしていくと聞き、ワクワクしているところです。いままでサービスエリアとして親しまれていた場所は、来年にもリリースペースと名前を変えて誕生します。これから何十年もの間使われていく場所を、生徒の目線でプロデュースする機会を他のメンバーと分かち合えたことは、私にとってとても貴重な経験となりました。
このように湘南白百合学園では、同級生、先輩、後輩との繋がりを大切にでき、生徒が自分たちの学校を創っていくなどの貴重な経験ができます。今まで感じだこと、体験したことを活かしながら、より充実した学園生活が送れるように工夫を重ね、自分の可能性を見つけていきたいです。